【PAGE3】「サービス・接客職、調理職、社会福祉専門職」いま現在の採用難易度
DATA.職種別 有効求人倍率
サービス・接客職:前年同時期より0.23ポイントアップ!今後も上昇傾向に?
飲食店やファミリーレストランのホールスタッフ、スポーツクラブのインストラクターといった接客スタッフの職種では有効求人倍率が「1.28」となっており、前年同月の「1.03」を上回る結果になっています。もちろん全職種の平均と比べても、その採用難度の高さをうかがい知ることができます。

曲線を時系列にみていくと、大きなボリュームで弧を描いていることがわかります。じっくりと、確実に数値が上がっているところをみるとこの傾向は比較的堅調であり、今後も継続していくことが予想されます。
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調理職:接客職同様、母集団形成にはひと工夫が必要な職種。
ファーストフードやレストラン、居酒屋、ダイニングキッチンなどでの調理スタッフが含まれる「調理職」。珍しいところでは給食や社員食堂での調理人といった職種も。この職種は専門色が強く、未経験者より経験者を採用する傾向にあります。それが数値に反映されていると考えられますが…それにしても全職種平均との乖離が気になります。

採用基準の見直しとともに、入社後の待遇面や労働環境の整備も含めて検討し、採用上の競合との差別化を明確にする必要があります。
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社会福祉専門職:依然として人手不足の傾向が続く。
厚生労働省の職業分類では介護福祉士をはじめとする介護従事者のことを「社会福祉専門職」と呼んでいます。この職種はマスコミにもよく取り上げられていますが、今後のわが国における重要な産業に位置づけられるもの。それだけに現時点での慢性的な人手不足をどこかで解消したいものです。

とはいえグラフを見ると時期的な傾向があります。11月から1月にかけての採用は難しく、逆に3月から5月は比較的母集団形成しやすいといえるでしょう。採用コストを投下する際は“選択と集中”が鍵を握っているようです。