【PAGE2】タテマエとしての退職理由、トップは“家庭の事情”
前ページでご紹介した通り、退職者の約半数が本当の退職理由を会社側に伝えていません。では退職者はその意志を固めたとき、まず最初に誰に報告するものでしょうか。
Q2.Q1で「はい」と回答された方に伺います。退職を決めた時、まず最初に、会社の誰に報告しましたか(相談は除きます)
上司:69.0%、同僚:10.7%、先輩:6.2%、社長:5.7%、人事:2.9%、役員:1.7%、その他:3.8%
この質問は相談を除くものなので当然かもしれませんが、圧倒的多数が最初の報告者を「上司」と答えています。その後、人事や経営者へと話が伝わっていくのですが、最初の相談者が上司ということは、すでにこの時点でタテマエである可能性が高いわけですね。
Q3.Q1で「はい」と回答された方に伺います。会社(人事)に伝えた退職理由は以下のうちどれですか?(代表的なものをひとつお答えください)
家庭の事情:31.9%、仕事内容:24.7%、体調の問題:11.3%、社風や風土:5.8%、給与:4.6%、人間関係:4.5%、待遇:4.2%、評価:2.3%、その他:10.7%
最も多かった回答は「家庭の事情」です。ひとことで家庭の事情といってもさまざま。配偶者や両親、子供の問題など、たとえタテマエだとわかっていたとしても上司や人事が踏み込みにくい領域といっても過言ではありません。意志を翻してもらうための説得が最も難しい理由です。続いて「仕事内容」「体調の問題」「社風や風土」が上位を占めています。