【PAGE1】今年の「転職理由」「志望理由」「応募数」の傾向は?『転職者動向 2012』
2012年、“転職者心理”はどう変化した?
今回の特集では、求職者約500名が回答した意識調査の結果を元に、「今現在」の求職者事情をお届けする。「転職理由」や「転職の際、重視すること」「会社選びで気をつけていること」など転職者心理に変化はあったのだろうか。毎年行なっている同様の調査結果と比較しながらご紹介したい。

詳しいデータをご紹介する前に、今現在の求人市場について把握しておこう。以下は、求人情報等に関する調査研究を行なう「全国求人情報協会」が発表している「求人広告掲載件数」の集計結果だ。主要な有料求人情報誌、フリーペーパー、折込求人誌、求人サイトを調査対象としており、求人数を把握するためのひとつの指標となっている。
【DATA】全国求人情報協会調べ 求人広告掲載件数(2010年1月~2012年10月)
「求人広告掲載件数」の集計結果を見ると、求人件数は右肩あがりで増加している。2012年5月には前年同月比34.4%を記録。今年7月以降の前年同月比は下降傾向にあるものの総計は依然として高い数値だ。2012年全体としては求人掲載件数がゆるやかに伸び続け、同時に有効求人倍率も上昇、2009年や2010年と比較すると採用は難しくなっていた、というのが現状のようだ。