【PAGE1】有効求人倍率 0.86。採用の好機到来?人材紹介会社から見る、2008年の採用市場

2008年もあと少し。今後、採用計画はどうしていくべきか?
2007年に比べて、2008年の採用環境は大きく変化した。

その変化を表す大きな指標として有効求人倍率がある。
昨年度(2007.4~2008.3)の平均は 1.02倍と売り手市場を示すものだったが、現在は 0.86倍と求職者が多い状況だ。

では、その分、採用は容易になっているのだろうか?
人材紹介会社に、今年に入って「採用計画通りに進んでいる」企業が増えたかどうかを聞いた。

すると、増えているという回答は、わずか7%。減っているという回答が、実に70%に上った。環境は変化しているものの、採用活動はなお厳しい状況にあるようだ。
【Q.昨年に比べて、採用に成功している(計画通りに進んでいる)企業は増えていますか?】増えている:7%、横ばい:23%、減っている:70%
「減っている」理由を聞いたところ、以下のような回答が得られた。

優秀な人材はどこも欲しいので競争率は高いままだから。
採用したいと思える人材は増えていないから。
景気の悪化に伴って、各社の採用基準が厳しくなっている。

求職者数は増えているものの、企業の採用基準は上がっており、一方で欲しい人材は熾烈な獲得競争にさらされていることが伺える。