【PAGE5】まとめ:デキル社員を採る方法~入社後活躍度を上げるポイント
採用成否には運という要素もある。しかし、デキル社員の採用に成功している3社に共通していたのは、採用に対する熱意と、採用した人材を活躍させるための不断の努力。そして、採用したらそれでよいという意識でなく、「活躍してもらう」「長く勤めてもらう」という長期的な視点であった。

今回の取材のまとめとして3社に共通していたポイントをまとめた。
情報提供の質と量!
職場の良い面だけでなく、職場の現状をそのまま伝えること。入社後の活躍を視野にいれた場合、その対応は、プラスになってもマイナスになることは少ないはずだ。この点が、採用成功だけをゴールとする採用と入社後の活躍を視野にいれた採用の大きな違いであるようだ。また、各社ともスカウトの活用を徹底している点からも、スカウトがデキル人材採用に対する効果は非常に大きい事が伺える。
採用プロセスでの見極めと魅力付け!
「じっくり話す」「圧倒的な労力を投下している」というような声が各社から聞こえてきた。「採用プロセスでのコミュニケーションを徹底しておくと入社後が楽である」という大山氏の言葉にあるように、そうすることで、既存社員の受け入れ体制の強化や新入社員の職場への順化が早まり、早期に活躍してもらうことができるようだ。
そして、入社後の受け入れ体制!
インタビューでは「会社風土との相性を重視する」「一緒に働きたい人かどうかが重要」という言葉が何度も聞かれた。これも視点が採用時点ではなく、入社後の事に意識が向いていることの証拠であろう。採用者=社員なのである。この観点を採用基準に入れ込んでいるかどうかという点は、簡単なようだが、重要なポイントなようだ。
デキル社員というのは各社によって異なるであろう。しかし、上記にあげたポイントはどの企業の採用にとっても、重要な要素であると考える。これらの観点から、ぜひ貴社におけるデキル人材とその採用方法について一度議論・考察をしていただきたい。