「入社後の活躍の鍵は、入社前の情報開示にあった」

特集企画:求職者と企業の相互理解を深める!「入社後の活躍の鍵は、入社前の情報開示にあった」
企業の採用担当にもっと情報を開示して欲しいと思いますか。:欲しい 86%
入社前の情報開示が不足している?


2003年後半から、転職市場のパラダイムが変わりつつある。

それを示すのが、有効求人倍率の上昇だ。2003年1月に 0.59倍 だった数字が、2004年1月には 0.77倍 まで上昇。東京都など一部の地域では、1.00倍を超す数字がでている。

これは、買い手市場だった転職市場が、一転して売り手市場に変化しつつあることを意味している。

そのような中で、優秀な人材、ポテンシャルの高い人材を採用することは、これまで以上に困難になってゆくだろう。いかにして自社を差別化するか、いかにして自社に興味を持ってもらうか、そしていかにして自社をしっかり理解したうえで入社してもらうか。そのためには、入社前の情報開示が重要である。

入社前の情報開示について、人材紹介会社の意見を聞いてみた。まず「企業の採用担当者に、もっと情報を開示して欲しいですか?」という質問をおこなったところ、「欲しい」という声が、86%にのぼった。さらに言えば、企業、仕事の魅力とあわせて、仕事の厳しさや会社の課題などをもっと積極的に伝えてほしいという要望があがっていた。

人材紹介会社からこのような要望があがった背景はなんだろうか。情報提供の意味はどこにあるのだろうか。

今回の特集を通じて、考えてみたい。