面接官必見!職務経歴・退職理由・志望動機を引き出す質問集!
・中途採用の面接官を任されているが、面接自体の指導を受けた経験がない。
・面接中、何を質問すれば良いかわからない。面接後に聞き漏れがあったかと不安になる。
・合否の判断が感覚的で、自信を持てない。
特に中小企業の人事担当者の方から聞かれる、面接に関する不安や悩み。型通りの職務経歴や志望動機を聞くことはするものの、人材をきちんと見極められているか、そのためには、どんな質問をしたらよいのかわからない、という声も。ここからは、面接の流れに沿って、使える面接質問を例示していきます。
【面接の導入時】本音を話すための「場作り」に使える質問
面接を行なうことの目的は、合否の判定に必要な情報を導き出すことです。判定に必要な本人の本音や、本質部分を把握するため、まずは応募者の本音を引き出すための「場づくり」が必要となります。
  • Q今日はここまでどのように来ましたか?
  • Q当社まで何分ぐらいかかりましたか?
  • Q昨夜はよく眠れましたか?
  • Q今日はお仕事帰りですか?
  • Q当社のことはご存じでしたか?
  • Q筆記試験はいかがでしたか?
  • Qお待たせしてしまい、大変失礼いたしました。何分くらいお待たせしましたか?
誰でも回答できる質問を最初に投げかけることで、応募者の緊張感をほぐすことにつながります。
POINT!面接スタート時の会話例
「今日は、面接にお越しいただき、ありがとうございます。」
「私、今回面接を担当させていただく、人事部の●●といいます。」
「私が面接において重視しているのが、入社後に活躍いただけるイメージを、お互いに持てるかどうかなんです。そのためにも、ざっくばらんにお話ができればと思っています。ただ、私自身、少し聞きすぎることもあるかもしれませんので、答えにくい場合は遠慮なくおっしゃってくださいね。
面接に来社してくれたことへの感謝を述べ、面接官自信の自己紹介をすることで、安心感を醸成します。また、面接の目的や、答えにくい時は無理に答えなくてよいことなど、事前に伝えておくことで、本音を引き出しやすいという効果があります。
【面接開始】職務経歴を確認するための質問
職務経歴は、応募者の「具体的な経験」を確認する質問が基本となります。合否において最も重要な判定材料となります。質問を工夫することにより「過去の事実」や「エピソード」にフォーカスして、より詳細な情報を引き出します。
  • Qでは、自己紹介をお願いいたします。
  • Q(履歴書を確認し)経歴の中でも、×××以降から自己紹介をしていただけますか?
  • Q趣味で○○をやってらっしゃるのですね?私も好きですね。
  • Q○○県出身ですね。こちらにはいつくらいから出てこられたのですか?
まず、応募者の簡単な経歴を質問していきます。まだこの段階では、緊張がほぐれていない場合もあり、趣味や出身県など共通の話題や話しやすい質問を用いると、応募者との心の距離が縮まります。ある程度面接の場が暖まってきた時点で、具体的な過去の経験を確認していきます。
  • Qどのような業務を担当されていましたか?また、ご自身での仕事の工夫を教えて下さい。
  • Q「○○についての知識はもっていますか?」
  • Q「○○の経験については、何年ほどお持ちですか?」
  • Q業務を行なう上で、どのような目標を持っていましたか?
  • Q誰と協力しながら業務を進めていましたか?
  • Q業務を通じて最も努力してきたことは何ですか?エピソードも含め、具体的に教えて頂けませんか?
職務経歴への質問は、入社後の成果に直結するため、念入りに深掘りしていきたい項目です。意識すべきことは「事実をしっかりと確認」すること。そして、その事実を生み出したプロセスのエピソードを確認することです。どんな業務を担ってきたのか、そこでどのような成果を残してきたのか?に加えて、環境・対象顧客・目標・工夫など、事実を確認していきます。
POINT!上手く深掘ることができない際の接続的な質問
職務経歴を聞いても、あまり事実が深掘りできない、会話が途切れてしまう傾向がある方は、以下の質問をしてみましょう。

説明を求める質問
「…………というのはどういう意味ですか?」、「…………の点をわかりやすく話して下さい。」

投げかける質問
「…………についてどのように考えていますか?」、「…………というのはどのようなことですか?」

理由を求める問い方
「…………したのはどのような動機からですか?」、「…………の時のいきさつについて話して下さい。」

引き出す質問
「……と……との結びつきについて何か考えたことはありますか?」、「…………の面で他に何かありますか?」

究明する質問
「…………についてもう少し詳しく話して下さい。」、「…………の点は具体的にはどういうことですか?」

反問的な質問
「…………は逆ではないでしょうか?」、「その点は…………に限らないのではないですか?」
基本となる質問に関連して、より多く応募者の話が聞きたい場合や、深く語ってほしい部分が出た時に有効になる接続的な質問です。職務経歴の確認だけではなく、汎用的に使うことができますので、ご参考ください。

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