選考辞退に直結しやすい「年収」問題。転職で年収UPしたい人は52%
面接・選考段階で、どんなに転職者の不安を解消したとしても、最後の関門になりやすいのが「年収」の問題です。内定通知書に書かれた給与額を見て、固まった。そんな転職者の声も。思い出して頂きたいのは、本特集1P目の転職のきっかけになったもの。第1位は「給与への不満」でした。最終的な辞退につながりやすい「年収」に関して、希望を見ていきましょう。
希望する年収
「年収へのこだわり」について聞いたところ、2015年では転職によって年収をアップさせたいと答えた人は、全体の52%。昨年の53%から1ポイント下がってはいますが、半数以上は転職によって年収アップを希望していることがわかります。
もし年収アップするならいくら?
もし年収ダウンするならいくら?
内定受諾の分かれ道となる「年収」。選考段階の早めに「すり合わせ」を!
応募、面接の選考段階では、転職者も企業側もいかにお互いを理解するかということに注力しているため、忘れがちな給与の問題。しかし、給与に不満があるので、転職を決意した以上、内定を受諾し、入社する際には当然「年収」のチェックを念入りに行ないます。

その時点で、初めて給与の見込みが違っていたと気づいたとすれば、大きなショックを受けるはず。その結果、他社の提示給与が高ければ、そちらに逃げられてしまう可能性は大きくなります。もちろん、給与がダウンしたとしても、やりたい仕事であれば…と決意する転職者もいますが、買い叩かれたと感じ、禍根を残すかもしれません。

そのために、年収の希望や具体的な金額は、選考の早期段階ですり合わせましょう。早い段階で見込み違いがわかれば、別の方の選考に時間をかけた方が効率的なはずです。どうしても一緒に働きたい優秀な方には、妥協点を探す交渉が必要になりますが、それも選考早期段階でなければ他社の選考が進んでしまいます。何はなくとも早めに辞退に繋がる大きな火種を消しておきましょう。
エン 人事のミカタ 編集長 手塚伸弥
約1年ぶりの「転職者心理」特集。参考になったでしょうか?転職経験のある人事・採用担当者の方であれば、実感があるかもしれませんが、転職活動には常に迷いや不安がつきまとうもの。その中でも、「給与や年収」など、なかなか企業にホンネを言いづらいものです。

そのホンネを先読みして、汲んでくれる。面接が不安解消の場にもなる。そんな企業こそが転職者の心を掴んでいきます。本特集を読んで、転職者をイメージしながら、求人広告の作成や面接対策、辞退対策などを検討していただければ幸いです。
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