【PAGE3】ITエンジニア募集で140名超の応募を集めた企業に訊く。未経験者募集のメリット。
ITエンジニアは、特に採用難易度の高い職種。経験者は費用をかけて募集をしても応募数を集めにくく、各社がITエンジニアの採用に苦労しているのが現状です。そんな中、ITエンジニアの未経験者募集で140名超の応募を獲得し、15名の採用に成功したのが『株式会社ヴァスダックインシュアシステム』。なぜ未経験者を積極的に採用するのか、同社代表取締役の寺田氏にお話を伺いました。
【企業インタビュー】寺田 永史 氏:株式会社ヴァスダックインシュアシステム 代表取締役
Q.経験者ではなく、あえて未経験者を募集した理由を教えてください。
A.
若手人材に活躍の場を提供したい、という弊社の考え方にあります。入社時点でのスキルに関わらずチャンスを与えることで、そのチャンスを活かして成長してほしいと考えているんです。私自身も全くの未経験からスタートして成長してきたと思っていますので、入社後の頑張り次第で、誰しもが活躍できると信じています。

加えて、経験者の採用が難しい現実もあります。せっかく求人広告を出すのですから、一人も採用できないよりは、何名か確実に採用できるほうが良い。競合他社がターゲットとしない未経験者を積極的にお迎えすれば、採用の可能性は高まると考えています。
Q.選考における見極めで、気をつけていることはありますか?
A.
書類での選考は、ほぼ実施しておりません。というのも、スキルや経験を問わない分、考え方や仕事への意欲を重視しているから。そのため面接にお越しいただき、そこで仕事に対する考え方を伺うことが選考のスタートとなります。とはいえ、よほど偏った考えを持つ方でなければ、積極的に内定をお出ししていますね。最近では会社が求職者を選んでいる以上に、求職者が会社を選んでいる感覚が強く、内定後の辞退も以前より増えています。できるだけ多くの方に内定をお出しするのは、全く採用できないというリスクを回避したい狙いもあります。
Q.未経験で入社したメンバーは、活躍していますか?
A.
グループ各社も含め、未経験から入社したエンジニアが多数在籍しています。正直、どのエンジニアが未経験スタートだったかすぐにはわからないほど、違和感なく活躍してくれていますね。逆に入社時点で多少の経験があったとしても、仕事に対する意識や取り組み方によって全く活躍できないケースもある。そういう意味では、入社時点での経験やスキルはさほど重要ではないと思っています。