まだ応募者の“キャリア”にこだわりますか?「経験よりも能力重視」採用の実態と効果【PAGE1】Introduction
いまこそ“職種転換”希望者の活用を!
中途採用の最大の利点は即戦力を確保できること。職種経験を持つキャリア人材は育成のコストや手間をかけることなく、多くの場合早いタイミングでの業績貢献をもたらせてくれます。

しかし豊富な経験を誇るキャリア層は引く手あまた。市場価値の高さがそのまま採用難易度の高さに直結します。そこで考えたいのが採用基準の見直しです。募集職種の経験の有無はこだわらず、異なる職種経験の持ち主でも能力面を評価し、採用する手法は充分に検討の余地があります

職種転換を希望する人材は概して意欲的。中には就活時に叶わなかった憧れの業界や職種へのチャレンジというケースも。前向きでやる気あふれる求職者は採用後の定着、活躍も期待できます

今回は約200社におよぶ企業の人事採用担当者にアンケートを実施しました。職種未経験者の採用の実態、早速みていきましょう。
Q.募集する職種と異なる職種の経験者を採用したことがありますか?
ある:78%、ない:22%
冒頭でもお伝えした中途採用といえばキャリア重視…という先入観を覆す結果が出ています。約80%の企業が募集職種とは異なる職種経験の持ち主を採用したことがあるとのこと。次に、能力重視の採用は増えているのか、それとも減っているのか、傾向について見てみましょう。
Q.募集職種未経験者を採用した時期はいつですか?(複数回答可)
2007年以前:15%、2008年~2009年:17%、2010年~2011年:23%、2012年:32%、2013年:14%
募集職種未経験者の採用は年を追うごとに増えているようです。今年の数値は年度半ばで判断できませんが最終的には数字を伸ばすことになるでしょう。有効求人倍率の上昇とともに職種未経験者を採用する企業は増加傾向にあることがうかがえます。