【PAGE5】採用結果通知ではココに注意!不採用者への対応について
最後に、採用現場で起きやすい2つのケースについてご紹介する。1つ目は、今回募集した職種では不採用だが、別のポジションや職種であれば採用の可能性があるという場合。2つ目は、応募者に「不採用理由を教えて欲しい」と尋ねられた場合の対処法だ。ぜひ、今後の参考にしていただきたい。
Question
Q1.応募者の面接をしたところ、今回募集した職種ではなく別の職種での採用が良いのではと考えました。職種が異なるだけで、給与や勤務時間は同じです。ご本人に相談しようと思うのですが、問題ないでしょうか?
Answer
ご質問いただいた対応そのものは問題ありません。

しかし職業安定法では「新聞、雑誌その他の刊行物に掲載する広告(中略)により労働者の募集を行う者は、労働者の適切な職業選択に資するため第5条の3第1項の規定により、従事すべき内容等を明示するにあたっては労働者に誤解を生じさせることのないよう平易な表現を用いる等、的確な表示に努めなければならない」(第42条)と定めており、虚偽の求人広告を出した場合には6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金(第65条9号)が科されます。

応募職種とは別の職種での採用を打診されるのであれば、「虚偽の求人広告」と受け取られることのないよう、その打診をするにいたった経緯や採用を考えている職種の仕事内容、条件等について十分な説明を行うことが重要です。
Question
Q2.不採用になった応募者に、一度簡単な選考結果通知を出したのですが、不採用になった理由を教えて欲しいと言われています。対応として、不採用の理由を述べる必要はあるのでしょうか?また、留意すべき点がありましたら、教えてください。
Answer
応募者に不採用理由を明示する必要はありませんし、個別対応としても不採用理由を伝えることはお薦めしません。不採用になった方にとっては、どのような理由であれ、なかなか納得できないものです。

一回目の不採用通知で納得されない場合は、具体的な理由を述べるよりも「あくまでも他の応募者との相対評価の中で選考結果を出させていただいた」「今回は大変多数のご応募を頂いたため、選考基準も高いものとなった中で、相対評価として結果を出させていただいた」というような内容を、丁寧にお伝え頂く方がよいかと思います。
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