【PAGE5】ホンネで語る!人事という仕事の厳しさ、やりがいについて
このページでは、人事という仕事のどのような点に厳しさや難しさを感じているのか、また反対にやりがいや面白みを感じているのかを、ご紹介したい。
【Q】人事という仕事の厳しさ、難しさとは何ですか?
口外できないことが多い。他の社員と一線を画さねばならない場面が多く、意外と孤独だったりする。(商社/部長代行/30代) 冷徹な判断を下さなければならない場面が時折だが、必ずあること。(サービス/部長/50代)
経営者と社員の間で、双方が納得できる答えを出すこと。社内からは嫌われ役であること。(不動産/人事課長/40代) “この人材はいい!”と思って採用した人が意外と活躍しない。また、自身が採用した人が退職してしまう。 (専門商社/課長代理/30代)
例えば、営業部が掲げる「売上を上げる」という目標は、客観的で明確だが、人事部が掲げる「従業員満足度を高める」という基準は人それぞれ価値基準が異なるため、絶対的な満足を追求できない。それが難しいと思います。(流通・小売関連/課長/30代) 人が相手の仕事。決してコントロールできるものではない。また、当事者間では解決できないトラブルなどをさばかなければならない時は大変。プライベートにまで踏み込まなければならないときもある。(小売/人事マネージャー/20代)
【Q】人事という仕事の面白さ、やりがいとは何ですか?
より良い人材を採用し、教育した結果、会社の業績が上がったり、退職者が少ない組織になった時にやりがいを感じます。(サービス関連/総務次長/40代) 「こうしたら良い結果が出る」といった定石がないところ。その場その場で状況を見て、臨機応変に判断、対応する必要がある。それが面白い。(メーカー/総務部課長/30代)
入社・退社という一人ひとりの人生の転換期に立ち会えること。社員の多面性を把握し、能力発揮の場を作ることができること。「対人間」という答えのない仕事に答えを求めていく仕事内容が自分に向いていると思う。(流通・小売関連/課長/30代) 人事として学生に対してプレゼンテーションをする機会が非常に多い。発信する立場上、必然的に正確な知識や情報を自ら学ぶ必要がある。また、労務や社会保険関連の知識も勉強できる。常に自分を高めていける仕事だと思う。(広告・出版・マスコミ関連/担当副部長/40代)
学生や社会人に人気のない業種の採用活動において、いかに採用数の目標を達成するかが醍醐味です。(サービス関連/採用担当/20代) 人の成長に関われるところ。気の長い仕事ですが、入社3年、5年と経って成長し、活躍する社員を見ると、やはり感動します。(IT関連/人事/30代)
「ほかの職種の社員には相談できないことが多く、人事は孤独な職業」「人相手の仕事ゆえ大変なことも多い」というコメントが見られる一方、「たくさんの人の人生に関われる素晴らしさがある」「表舞台に出ることは少ないが、実は会社の経営を支えている重要な仕事」などのコメントが多数寄せられた。人事という仕事に誇りを持って活躍されている方が多い印象だ。今回の特集で人事担当者の方々が、日々、どのような状況の中、どんな思いを持って仕事に取り組まれているのかが少しでも伝われば幸いである。