【PAGE4】新卒採用と中途採用、利用企業が多いのは?
ここからは、採用活動において「ソーシャルメディアを利用したことがある」と回答した企業の利用状況を見ていきたい。まずは、新卒採用と中途採用、どちらで活用されるケースが多いかを見ていこう。

人事・採用担当者に聞きました!ソーシャルメディアを「利用したことがある」と回答した方に伺います。利用したのは新卒採用ですか?中途採用ですか?

約半数の企業が「新卒採用のみで利用した」と回答。今現在では新卒採用で活用されるケースが多いようだ。

新卒採用の場合、学生が就職活動をする時期が決まっているため、ある一定時期に集中して多くの学生に告知をし、応募を獲得する必要がある。工夫次第で爆発的な告知力を持つSNSは有効なツールとなるだろう。また、人事ブログなどを通じて情報を発信し学生の企業理解を深めたり、YouTubeやUstreamなどの動画配信サービスを利用してセミナーやイベントを視聴させることも可能だ。採用だけでなく、辞退防止など内定後のフォローに活用する企業も多い。内定者のコミュニティをつくり、企業と学生、または学生同士のつながりを深める動きがその一例だ。

一方、中途採用はどうだろう。中途採用のみで利用している企業は全体の23.1%に過ぎないが、「新卒と中途の両方で利用した」と回答した企業と合算すると50%にのぼる。中途採用の場合、「○○の経験を持つ人材を採用したい」というように人材に求める条件が明確なケースが多いため、採用情報の告知だけでなく、ダイレクトメッセージなどを送り、人材をスカウトする動きが比較的多く見られるようだ。また地方や海外に在住している人材を対象にSkype(インターネット電話サービス)を利用して面接を行なう企業もある。