【PAGE2】CASE1 採用成功できない要因は「不明確な採用基準」「曖昧な応募資格の表記」にアリ?
まず最初にご紹介するのは、継続的に採用活動を行なうものの、採用の失敗がつづいていたIT企業の事例だ。
CASE1
ここでエン・ジャパンが注目したのは、不採用がつづいている求人広告の応募資格欄。具体的には以下のような表記がされていた。
応募資格	■システム開発経験をお持ちの方
ITエンジニアの場合、一口に「システム開発経験」と言っても、その中身はさまざま。「多くの人に会いたい」という気持ちから、さまざまな人材が応募できる、間口の広い表記になっていたのだ。また、応募資格が曖昧になっていることから、書類選考の基準も曖昧になっているのではないかと推察。もう一度、採用基準を明確にするところから始めた。
採用基準を明確にするためのステップ
上記のステップで、採用基準について今一度考えなおした結果、同社における応募資格は以下のように変わった。
Before → After
応募資格の表記が具体的になったことがお分かりだろうか。同社ではこのように採用基準を明確にし、またその基準がしっかりと転職者にも伝わるように応募資格を具体的に表記。結果、“面接で会いたいと思える人材”からの応募が増加した。

「ざっくりとした応募資格の表記のほうが、多くの人に会えるチャンスが広がる」と考える方もいるかもしれない。しかし曖昧な応募資格は、転職者から見れば自分が採用される可能性や、必要とされているかの判断がしづらい。結果、応募を躊躇するケースもあるだろう。適切な採用基準を設け、その基準を正直に求人広告に記載することが、結局は、有効な応募を獲得する近道だと言える。
POINT!
採用基準を明確に!応募資格の表記は具体的に!