【PAGE5】機械・電気技術者、ITエンジニア、建築・土木技術者の採用難易度
【DATA.職種別有効求人倍率 機械・電気技術者の採用難易度】
機械設計技術者や電気設計技術者、サービスエンジニアといった製造業系の技術職はリーマンショックの影響を大きく受けた職種の一つである。2008年1月には「3.5」だった有効求人倍率は、2010年4月には「0.48」にまで低下。しかし景気回復局面に入り求人数が増え、2011年2月には「1.03」に回復している。
【DATA.職種別有効求人倍率 ITエンジニアの採用難易度】
システムエンジニア・プログラマといったIT関連のエンジニア職全般を指す「情報処理技術者」。製造業系の技術職と同様に、昨年以降、採用を行なう企業が増え、有効求人倍率は上昇を続けている。特にECサイトやSNS、ソーシャルアプリなど、BtoCのサービスを提供しているWeb系企業には業績好調な企業も多く、採用にも積極的だ。震災以降、有効求人倍率は「0.04」ポイント下落しているものの、全職種平均に比べると高い状況。経験者採用を行なう企業も多いため、スカウトなどを利用し応募を促す積極策が必要になりそうだ。
【DATA.職種別有効求人倍率 建築・土木技術者の採用難易度】
建築・土木の施工管理や職人、測量士などの技術者についても、2010年5月「0.69」を底とし回復傾向が続いている。2011年2月のデータでは「1.23」にまで上昇。震災以降の4月は「1.08」と下落しているものの、全職種平均に比べると依然として高い数値だ。復興が進むにつれ求人数が増加することも予想され、採用難易度は高まっていきそうだ。
リーマンショック以降下落を続ける一方だった有効求人倍率も、ここ1年は回復傾向を見せており、とりわけ「営業職」「機械・電気技術者」「ITエンジニア」は採用難易度が急激に高まっている。東日本大震災をきっかけに有効求人倍率が下落している職種も見られるが、いずれの職種においても2009年~2010年半ばの数値よりも高い状態であることが分かった。今回のデータを、今後の採用計画を立案する上での一つの参考指標として、ご活用いただければと思う。