【PAGE2】 東北、南関東、北関東・甲信の採用難易度
まずは、地域別の有効求人倍率の推移を見ていこう。
【DATA.地域別有効求人倍率 東北の採用難易度】
東北エリアは青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県が該当する。全国のデータでは、有効求人倍率が「上昇」から「低下」に転じたのは2011年4月のデータからだったが、東日本大震災の被災地である東北エリアは2011年3月から前月の倍率を下回った。また4月は「0.46」となり、震災前の2月に比べ0.05ポイントも低下。全国で最も大幅な低下率となった。
【DATA.地域別有効求人倍率 南関東の採用難易度】
南関東エリアは埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の1都3県が該当する。南関東ではこれまで、全国データとほぼ同水準で景気回復と共に有効求人倍率が上昇していた。昨年12月からのデータを抜粋すると12月が「0.56」、今年1月が「0.59」、2月が「0.61」、3月が「0.62」、4月が「0.63」となっている。南関東も余震や計画停電の影響を受けたが、有効求人倍率を見ると上昇率がやや鈍化した程度で、採用難易度が高まっている傾向に変わりはないようだ。
【DATA.地域別有効求人倍率 北関東・甲信の採用難易度】
北関東・甲信エリアは茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県の5県が該当する。同じ関東でも南関東では震災後の3月・4月も有効求人倍率の上昇傾向は続いたが、北関東では、3月は前月と同等の倍率を維持し、4月は0.02ポイント下落に転じた。なかでも福島県と隣接している山形県や栃木県の下落率が高かった。