【PAGE2】 社会人のストレス原因 男性は「仕事の質」、女性は「職場の人間関係」が最多。
このページでは、働く人々が何に強いストレスを感じているのか、メンタル不調を招く原因について見ていきたい。以下のデータは、厚生労働省が、9634事業所に勤める1万1440人に対して「仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスの原因」を質問した最新結果である。
仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスの原因
職場の人間関係」が38.4%と最も割合が高く、次いで「仕事の質」(34.8%)、「仕事の量」(30.6%)という結果となった。ストレス原因の傾向を把握するために、男女別・雇用形態別の原因も見てみよう。
【男女別】仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスの原因
男女別に見ると、「職場の人間関係」は女性が男性よりはるかに高く、「会社の将来性」「昇進、昇給の問題」「定年後の仕事、老後の問題」は男性が女性より高くなっている。また、それぞれの最多回答を見ると、男性は「仕事の質」、女性は「職場の人間関係」となった。
【雇用形態別】仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスの原因
雇用形態別では、「仕事の質」「仕事の量」「会社の将来性」がストレス要因として高い正社員に比べ、契約社員は「昇進、昇給の問題」や「雇用の安定性」の割合が高く、パートタイマーは「職場の人間関係」を気にしている傾向が強い。

効果的なメンタルヘルスケアを実施する上でまず大切なことは、社員のストレス原因がどこにあるかを正確に把握することだ。上記データが示すとおり、男女や雇用形態によっても、ストレス原因は変わってくる。女性比率の高い職場や、契約社員比率の高い職場など、各社の状況に合わせた対応策が求められる。まずは、厚生労働省が調査を行なっている上記項目を参考に、社員にアンケートをとってみることも有効だろう。