転職を考えたきっかけ。3年前との比較で「給与・待遇への不満」が44%→45.7%に増加
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まず、転職意向者に質問したのは、転職をしようと考えた理由(きっかけ)です。3年前の2014年に行なった同様調査との比較もご確認ください。

転職を考えた理由で、1位になったのは「給与に不満がある」45.7%。3年前と比較して順位はかわらないものの、1.7ポイント増加していることがわかります。次いで2位は「会社の将来に不安がある」38%。順位は変わらないものの3年前から1ポイント低下しています。

そして3位には「仕事内容に不満がある」、4位「勤務時間・休日休暇に不満がある」、5位「会社の考え・風土が合わない」がランクイン。3年前には低かった「勤務時間・休日休暇」が急上昇しています。長時間労働や取れない休日などを不満に、転職活動を始める求職者が増えていることが見て取れます。

本特集の趣旨とはずれますが、もし今、自社内での離職率が高いという悩みを持つ企業も、ご参考頂きたい本データ。新規の中途採用が難しい今、社員を辞めさせない取り組みにおいて参考にすべきポイントです。
20代、30代の求職者が「転職で重視すること」
続いて、年代別の求職者に分けて、「転職で重視する」ことを聞いてみます。
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まず、20代の転職意向者が、転職の際に重視することのランキングをご確認ください。1位は「労働時間・休日数」74.2%。現在の20代は、ここ数年の長時間労働の話題に敏感なことや、ブラックと呼ばれる企業を避ける傾向が多くあるため、ことさら働き方・休み方に関して重視していることがわかります。 2位には「仕事内容」が入っていますが、3位に「年収」、4位に「待遇・福利厚生」がランクインしており、売り手市場の影響を強く受けていることが見て取れます。
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30代の転職意向者が、転職で重視することのランキング。1位は「年収」67.5%となりました。家庭を持った、社内で役職は就いたが見返りとなる給与が上がりくいなど、30代ならではのポイントが浮かび上がる結果となっています。1位の「年収」と2位の「仕事内容」は僅差となっており、どちらも大事というのがホンネの模様。30代においても、求職者優位の状況が顕著に現れ始めているようです。

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