転職者の4人に1人が入社後の企業に「期待を下回る」と回答!人事は彼らの期待ギャップを低減できるか?「転職者の入社後の活躍度」調査報告
要約すると
  • 女性活躍に取り組む企業は50%!中小企業でも女性の採用が急務!

  • 「女性は辞める」は企業の思い込み?ホンネは「仕事と家庭を両立して長く働きたい」

  • 女性採用において公開すべき女性支援の取り組み・制度

女性活躍推進の気運、さらに高まる。中小企業でも、女性の採用が急務です
女性活躍推進法が施行され、さらに注目を集める「働く女性の活躍推進」。女性の働く環境の整備やキャリア教育など、先行した大手企業から中小企業に裾野が広がると共に、転職市場においても「女性の採用を増やす」企業が増えています。しかし、中小企業やこれまで男性中心の職場風土を持つ企業では、採用の仕方がわからないという人事の声が。そこで今回は、「女性採用のススメ」と題し、女性採用のポイントをご紹介します。
女性の活躍が重要とされる2つのポイント
「男性中心の職場で偏りがあるから、女性の社員を増やそう」、「女性が活躍できる職場にしたい」。そんな経営者、人事担当者の声は多いですが、なぜ、女性の活躍が大切かという根本を見落としがちです。まずは、女性の活躍が重要とされるポイントをご説明します。

1、ダイバーシティ・マネジメント
ダイバーシティ・マネジメントとは、中途社員、女性、外国人など、多様性を受け入れ、活かしていくマネジメントのことです。これまで男性が中心で、画一的なマネジメント体系を取る日本企業が多くを占めてきましたが、世の中の成果主義やグローバル化により、「変化に強く、創造性の高い組織」が必要とされるようになりました。結果、大手企業を先頭に、多様性のある人材、ひいては女性の採用と管理が推し進められてきたという背景があります。また、女性の所得や購買力向上に伴い、「女性市場」の拡大も進み、女性の視点を取り入れた商品開発や企業ブランディングに力を入れる企業も増加。大手企業だけではなく、中小企業にも浸透し始めています。

2、日本の少子高齢化(労働人口の減少)
団塊世代の定年、その後の労働人口減が進んでいます。いわゆる少子高齢化の影響が、現在の「人手不足」に拍車をかけています。有効求人倍率は上がり続け、特に若手人材の確保に頭を悩ませる企業も。そのため、今まできちんと活かせていなかった人材、特に女性の活躍が見直されているのです。

上記2つのポイントを要因に、あと10年もすれば、女性社員の活躍なくして企業経営が成り立たない時代がやってくると予測されています。もし、女性の採用が遅れているのであれば、今こそ動くタイミングです。
女性活躍に取り組んでいる企業50%。大手が先行、中小はこれから!
それではまず、現状で「女性社員の定着・活躍」に取り組む企業の状況を確認していきましょう。
貴社では女性社員の定着・活躍に取り組んでいますか?のグラフ
調査対象:エン 人事のミカタ 会員 / 調査方法:インターネットアンケート / 調査人数:189人
女性社員の定着・活躍に「取り組んでいる」企業は、全体の50%。2社に1社は何かしらの取り組みを行なっていることがわかります。企業規模別に見ると、1001名以上の大企業では100%と圧倒的。一方、51〜100名の企業では35%とまだまだ少なく、大手企業が先行し、中小企業はこれからという状況が見て取れます。
貴社では女性社員の定着・活躍に取り組んでいますか?のグラフ
調査対象:エン 人事のミカタ 会員 / 調査方法:インターネットアンケート / 調査人数:189人
続いて、女性活躍に取り組む理由を伺いました。もっとも多かったのは「現在活躍している女性社員が優秀だから」58%。次いで「世の中の流れだから」45%。「女性社員が望んでいるから」35%という結果になりました。すでに優秀な女性社員が在籍している場合、取り組みは加速すると共に、さらに新たな女性社員の採用を行なう、と好循環を生んでいるようです。

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