面接、辞退防止、広告作成時の必須情報!「転職者心理 ~ホンネのマトメ~ 2015」
要約すると
  • 転職の動機は「給与の不満」「会社の将来性への不安」が40%以上!

  • 不安のケアで採用成功に近づく!20代、30代、40代の不安は?

  • 内定受諾の分かれ道は「年収」。選考段階の早めに「すり合わせ」を!

転職者の心理をつかむ企業が、採用を制する!
高水準を推移する有効求人倍率。2014年から1倍以上が続き、2015年7月には、1.21倍と23年5ヶ月ぶりの高騰となっています。伴って、採用難易度も上昇。多くの人事・採用担当者からは、「応募数は増えたが、選考辞退が増えた」という声が聞こえています。

求人件数が多く、転職者が企業を選ぶ目も厳しい超売り手市場。中途採用を成功させるためには、人事・採用担当者が、転職者の気持ちを知り、面接・辞退・広告制作時の対策を練ることが第一歩になるはずです。彼らの転職に対するホンネの「動機」や「不安」がわかれば、採用成功に繋がります。年代別・男女別で転職者にアンケート調査した今回の特集、「転職者心理~ホンネのマトメ~2015」をぜひご参考ください。

※【『エン転職』の会員に対するアンケート結果を元にしています/
アンケート手法:WEBアンケート/アンケート期間:2015年9月9日~16日】
転職を考えたきっかけは、「給与への不満」「会社の将来性に不安」
転職を考えた理由
まずは、全年代の転職者に「転職を考えた理由※複数回答可」について伺った結果をご覧ください。昨年の2014年の同調査との比較となります。果たして昨年との変化はあったでしょうか?

結果は、1位から4位は変わらず、「給与に不満がある」、「会社の将来性に不安がある」、「会社の考え・風土が合わない」、「仕事内容に不満がある」という理由が並びました。景気が向上しても増えづらい給与を筆頭に、会社の将来性や方針、仕事内容への不満は、不動の転職動機であることが見て取れます。

5位に浮上した「職場の人間関係がよくない、上司や同僚と合わない」、6位の「勤務時間・休日休暇に不満がある」については、フリーコメントの回答が多く、現状起きているハラスメントの問題や、サービス残業など、切実な声が頻出しています。中途の面接ではネガティブな回答だと思われやすいため、応募者が言い出しづらいホンネの転職理由でしょう。
転職の際に重視するのは、「仕事内容」・「年収」・「労働時間・休日数」
転職の際、重視すること
続いて、「転職の際に重視するポイント※複数回答可」を伺いました。1位は「仕事内容」71%。2位が「年収」62%と、昨年と変わらない順位になっています。3位には「労働時間・休日数」がランクイン。育休世代という言葉が現われた近年、女性だけでなく男性も「家族と過ごす時間がほしい」というコメントが増えてきました。今年の転職者の傾向をまとめると、「やりたい仕事で、最低必要な年収が確保できた上で、プライベートも確保したい」人物像がイメージできます。欲張りに映るかもしれませんが、求人件数の多い中でより良い会社を選べる時代ゆえかもしれません。
「仕事内容」・「年収」・「労働時間・休日数」は、求人広告作成時に詳細に情報開示
転職者の「転職動機」と「転職で重視するポイント」は、納得感のあるものだったでしょうか?上記のアンケート結果から、求人広告を作成する際には、「仕事内容」・「年収」・「労働時間・休日数」の正直で、詳細な情報開示が重要になることがわかります。

求人広告内の「仕事内容」は、ターゲットとなる転職者が読んで、わかりやすい内容になっているでしょうか?転職者がその仕事をしたい!出来る!と思えるような内容になっているか、ぜひ転職者の気持ちになって、作成時に点検してみましょう。

また、転職のきっかけになる「給与」。「年収(給与)」表記は、経験・年齢に見合った金額表記になっているか確認が必要です。給与が見合わないまま、勢いで入社させてしまうと、結局退職に繋がってしまうリスクも考えられます。また、取得可能性の少ない高額な給与提示も危険です。

そして、「労働時間・休日数」も重要な問題。ワークライフバランスの重視が、会社の魅力になる時代。残業時間が今は多くても、時短の取り組みやチームでの業務分担の仕方の提示や、時短勤務者・イクメン・イクボスの社員登場は、「労働時間・休日数」をケアする会社の証拠となります。事実があれば、積極的に情報を出していきましょう。

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