人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
昨今、応募者の選考辞退が増えていると感じます。
応募者からの辞退連絡の際に、辞退理由を聞いてみると、
面接官の対応が悪かったという声が。
弊社の面接では、人事が同席せず、
面接官を現場のメンバーが担当することが多いのですが、
強面の者もおり、態度が悪いと感じられてしまったようです。
今後、マナーの指導や啓蒙を行なっていきますが、
応募者が嫌がる点など、教えてください。
応募者は、面接官を「会社の代表者」として見ています。
そのため、面接官の態度やマナーがなっていないと「この会社は大丈夫か」と
不安に感じたり、選考辞退に繋がります。
面接官本人に悪気はなくても、応募者に悪い印象を持たれてしまう。
その結果、採用が上手くいかなかった...ということにも。
そこで、今回は「エン 人事のミカタ」で行なった、約500人の求職者への
アンケート調査から、印象の良くなかった面接官の特徴をご紹介します。
■印象の良くなかった面接官ランキング
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【1位】上から目線の面接官
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約500人の求職者へのアンケート調査で、圧倒的に多かった
印象の良くなかった面接官は、「上から目線」面接官でした。
実際にあったエピソードでは、
●上から目線で自身のこれまでのキャリアをバカにされた、叱責されたと感じた。
●上から目線でこの人が上司になるのかと考えたら無理だと感じた。
●あまり、言いたくは有りませんが、上から目線で、威張る態度を
取っているように感じました。もう少し、大人の会話が欲しかった。
●「使ってやってもいいよ」と言ってきた面接官(管理職?) がいた。
上から目線すぎる。
と言ったコメントが集まりました。
面接官に慣れていない場合や、現場の担当者(管理職)等の場合、
採用する、見極める、といった意気込みから、ついつい上からの態度や
言動に見えてしまうことがあります。
それらが初対面の応募者の悪印象に繋がって、結果的に
「この上司とは働きたくない」という辞退理由につながっているようです。
「上から目線」面接官の対策は、応募者にどう見られているかを
理解すること。面接ロールプレイングを応募者側で体験することや、
他の面接官の面接に同席することなどが有効です。ぜひ、ご参考下さい。
■2位以下の印象の良くなかった面接官ランキングはこちら!
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2位. 「話、聞いてます?」スマホを見ながら面接官に怒りの声
3位. パワハラ面接官とクレーム!良かれと思った注意が...
4位. 「恋人はいるの?」馴れ馴れしいにもほどがある面接官
5位. 面接時間に遅刻...謝りもしない面接官