業務の「困った」をスッキリ解決! 人事労務Q & A
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人事労務に関するご質問に、エン事務局がお答えします。

Q

心の病?言動がおかしくなった社員。解雇する方が良い...?

半年前ごろから仕事中にブツブツ独り言を繰り返したり、
突然同僚に暴言を吐いたりし、業務に支障を来たしている者がいます。
精神疾患が強く疑われるのですが、本人は医師にかかっておらず診断書はありません。
医師の診察を受けるよう指導しているのですが、本人は病気ではないと拒否しています。
このような状況の者を解雇する事はできるでしょうか。

A

精神疾患が強く疑われる状況だとすれば、
まずは本人に、場合によっては家族とも相談の上、
医師の診察を受けることを勧めます。

病気かどうかを確認し、病気であれば私傷病休職を命じて
療養させ、休職期間中に復職可能な状態に回復すれば復職させ、
回復しなければ休職期間満了で退職という扱いとします。

本人が、自分は病気ではないと言い張り、どうしても
医師の診察を受けることを拒否するなどして
病気であることが確認できない場合には、
業務に支障を生じさせている本人の具体的言動を、
就業規則の普通解雇事由その他の懲戒事由に照らし合わせ、
解雇処分等を検討することとなります。

処分内容を検討している中も、本人の言動により
業務に支障が生じるようであれば、会社の指示により
自宅待機を命じ、待機期間中は休業手当を支給する事も必要でしょう。

なぜ異常な言動を起こすようになったのか
原因を追究する事も必要ですが、業務を支障なく
遂行する事も一方で大切です。

本人の日常生活や病気に起因する理由なのか、
会社側にも言動を起こさせている理由があるのかを
慎重に調査する事がポイントです。

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