業務の「困った」をスッキリ解決! 人事労務Q & A
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人事労務に関するご質問に、エン事務局がお答えします。

Q

客前で「ボケ、カス」他、パワハラの例は?

社員がどんな行為をしたら、パワハラになりますか?
具体的な事例を教えてください。

A

以下のような行為がパワハラとして報告されています。

ただし、これらは職場のパワーハラスメントすべてを
網羅するものではなく、これら以外は問題ないということでは
ありませんので、留意が必要です。

■身体的苦痛を与えるもの(暴力、傷害等)
 ○ 段ボールで突然叩かれる・怒鳴る
 ○ 上司がネクタイを引っ張る、叩く、蹴る、物を投げる
 ○ 0℃前後の部屋で仕事をさせられる

■精神的苦痛を与えるもの(暴言、罵声、悪口、プライバシー侵害、無視等)
 ○ 客の前で「バカ、ボケ、カス、人としてなってない」
 ○ 社長の暴言「何でもいいからハイと言え、このバカあま」
 ○ 私生活への干渉
 ○ 部下への非難を言うミーティングを上司が行ったケース
 ○ ロッカー室冷蔵庫内の私物食品の盗みを疑われる
 ○ 仕事を取り上げ、毎日「辞めてしまえ」
 ○ 呼び名は「婆さん」・業務命令はいつも怒声
 ○ 同僚が手や髪の毛を触る、不愉快な発言

■社会的苦痛を与えるもの(仕事を与えない等)
 ○ 社員旅行参加を拒絶される
 ○ 回覧物を回されない、暑気払いや忘年会によばれない
 ○ 中国転勤を断ったところ、仕事を与えず小部屋に隔離


追記)
<パワハラの行為類型>
同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの
職場内の優位性(※1)を背景に、業務の適正な範囲(※2)を超えて、
精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為を言います。

 ※1 職場内の優位性
 パワーハラスメントという言葉は、上司から部下への
 いじめ・嫌がらせをさして使われる場合が多いが、
 先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して
 行われるものもあります。

 「職場内での優位性」には、「職務上の地位」に限らず、
 人間関係や専門知識、経験などの様々な優位性が含まれます。

 ※2 業務の適正な範囲
 業務上の必要な指示や注意・指導を不満に感じたりする場合でも、
 業務上の適正な範囲で行われている場合には、パワーハラスメントには
 あたりません。

 例えば、上司は自らの職位・職能に応じて権限を発揮し、業務上の
 指揮監督や教育指導を行い、上司としての役割を遂行することが
 求められます。職場のパワーハラスメント対策は、そのような
 上司の適正な指導を妨げるものではなく、各職場で、
 何が業務の適正な範囲で、何がそうでないのか、その範囲を明確にする
 取組を行うことによって、適正な指導をサポートするものでなければなりません。

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※参照
厚生労働省 「明るい職場応援団」

コメント一覧
こうちゃんさん
業種:物流・運輸関連|従業員規模:---|投稿日時:2016/10/12 17:47
セクハラにも言えることなのかもしれないが、普段の人間関係がしっかりと構築されていれば問題にならないことが多いように思う。
とはいえ、一方では人間関係が構築され、コミュニケーションがしっかりとれていると思っていても、相手方はどう感じているのか計り知れない・・・・・難しい時代だと思う。

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