人事・採用担当者の「ちょっと困った...」をスッキリ解決!
弊社では選考辞退の多さが問題になっているため、
辞退理由を調べています。特に面接経験の乏しい現場担当者が面接官になった際に
辞退が多いのですが、「面接官」が辞退理由になることはよくある話なのでしょうか?
また、ダメな面接官の傾向があれば教えてください。
人事のミカタで、約2600人の求職者に対して、
これまでの「面接後の選考辞退理由」について調査したところ、
1位「仕事内容が希望と違った」44%
2位「勤務地・給与などの条件」40%
3位「求人情報との齟齬」36%
4位「面接官の行動や態度が悪かった」34%
という結果になりました。
特に、面接官の行動や態度に関しては、フリーコメントで
下記のような傾向を挙げています
●面接官の服装が清潔感のない様子で入社後に気になると判断した。
(20代 / 女性 / 事務関連職)
●転職回数について説教された。怒鳴られた。
(20代 / 男性 / 営業関連職)
●面接開始直後、面接官がタバコに火を付け、 一服し始めたことです。
『バカにしてるのか?』と思い、翌日に電話して『選考辞退』を申し出ました。
(30代 / 男性 / サービス関連職)
会社の顔となる面接官の悪い印象は、どんなに仕事内容や待遇が
よかったとしても、会社の評価を貶め、選考辞退の要因に直結します。
気をつけたいのは、人事担当者以外の現場担当者が面接官に
なる場合。面接会場となる会議室内、支社・支店において、
上記のような面接が行われ、人事担当者が気づけず、
辞退に繋がっていることもあるようです。
面接官としてのトレーニングや、
人事担当者が面接に同席するなど、一度検討されてみてはいかがでしょうか?
※より詳細を知りたい方は、以下特集記事「辞退の心理2015」をご参考ください。
http://partners.en-japan.com/special/150107/