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第66回「グローバル対応と外国人雇用について」各社グローバル化への取り組み状況や懸念点を大公開!(実施期間:2012年4月18日~2012年5月22日、有効回答数:355名)
この回は「グローバル対応と外国人雇用」について伺いました。

近年、ビジネス環境の変化に伴い「グローバル化」がこれまで以上に注目されていますが、今回のアンケート結果では業種により差が出る結果となりました。メーカーや商社では8割以上の企業でグローバル対応を行っているのに対し、その他の業種では4~6割に留まり、全体で見ると、何かしらの形で海外と事業接点をもっている企業は55%、人材戦略上のグローバル対応を進めている企業は48%となりました。

グローバル対応の内容としては「日本国内での外国人雇用」が34%、続いて「日本人のグローバル人材化」と「海外拠点での外国人採用」が19%という順でしたが、今後の対応について伺うと「日本人のグローバル人材化」が「日本国内での外国人雇用」を逆転する結果になりました。社内の公用語を英語にする企業も出てきており、程度の差はあれ日本人自身が変化を求められ始めている様子が伺えます。

とはいえ「グローバル人材」という言葉にはまだ明確な定義がなく、様々な捉え方をされています。各社が「自社にとってグローバル人材とは何か?」をしっかりと考え、取り組んでいくことが必要になりそうです。

アンケートでは外国人雇用に関する課題や懸念、グローバル対応に関するご意見などもお聞きしていますので、今後の参考にして頂ければと思います。
Q1.貴社の海外展開の状況についてお聞かせください。(複数回答可)
海外との事業接点はない:45%、海外に子会社や関連会社がある:35%、海外の取引先(仕入先)がある:26%、海外の取引先(販売先)がある:22%、海外に生産拠点がある:11%、海外に販売拠点がある:10%
【IT・情報処理・インターネット関連】海外との事業接点はない:45%、海外に子会社や関連会社がある:28%、海外の取引先(仕入先)がある:11%、海外の取引先(販売先)がある:12%、海外に生産拠点がある:1%、海外に販売拠点がある:3% 【メーカー】海外との事業接点はない:7%、海外に子会社や関連会社がある:27%、海外の取引先(仕入先)がある:18%、海外の取引先(販売先)がある:21%、海外に生産拠点がある:14%、海外に販売拠点がある:13%
【商社】海外との事業接点はない:6%、海外に子会社や関連会社がある:20%、海外の取引先(仕入先)がある:32%、海外の取引先(販売先)がある:22%、海外に生産拠点がある:12%、海外に販売拠点がある:9% 【流通・小売関連】海外との事業接点はない:34%、海外に子会社や関連会社がある:24%、海外の取引先(仕入先)がある:11%、海外の取引先(販売先)がある:13%、海外に生産拠点がある:5%、海外に販売拠点がある:13%
【金融関連】海外との事業接点はない:50%、海外に子会社や関連会社がある:40%、海外の取引先(仕入先)がある:0%、海外の取引先(販売先)がある:0%、海外に生産拠点がある:0%、海外に販売拠点がある:10% 【サービス関連】海外との事業接点はない:65%、海外に子会社や関連会社がある:12%、海外の取引先(仕入先)がある:19%、海外の取引先(販売先)がある:4%、海外に生産拠点がある:0%、海外に販売拠点がある:0%
【その他】海外との事業接点はない:44%、海外に子会社や関連会社がある:22%、海外の取引先(仕入先)がある:17%、海外の取引先(販売先)がある:10%、海外に生産拠点がある:5%、海外に販売拠点がある:1%  
Q2.現在、人事戦略面でグローバル対応をされていますか。またされている場合はどのような対応ですか。(複数回答可)
グローバル対応はしていない:52%、日本国内で外国人を雇用している:34%、日本人社員のグローバル人材化に取り組んでいる:19%、海外拠点で外国人を雇用している:19%、人事制度のグローバル対応を進めている:6%、わからない:4%、その他:2%
その他の意見
インターンシップで外国人を受け入れる程度。
外資なのでそもそもグローバル。
【IT・情報処理・インターネット関連】グローバル対応はしていない:37%、日本国内で外国人を雇用している:31%、日本人社員のグローバル人材化に取り組んでいる:13%、海外拠点で外国人を雇用している:10%、人事制度のグローバル対応を進めている:3%、わからない:5%、その他:0% 【メーカー】グローバル対応はしていない:15%、日本国内で外国人を雇用している:23%、日本人社員のグローバル人材化に取り組んでいる:28%、海外拠点で外国人を雇用している:23%、人事制度のグローバル対応を進めている:9%、わからない:1%、その他:2%
【商社】グローバル対応はしていない:17%、日本国内で外国人を雇用している:21%、日本人社員のグローバル人材化に取り組んでいる:17%、海外拠点で外国人を雇用している:8%、人事制度のグローバル対応を進めている:33%、わからない:0%、その他:4% 【流通・小売関連】グローバル対応はしていない:58%、日本国内で外国人を雇用している:12%、日本人社員のグローバル人材化に取り組んでいる:3%、海外拠点で外国人を雇用している:12%、人事制度のグローバル対応を進めている:6%、わからない:6%、その他:3%
【金融関連】グローバル対応はしていない:60%、日本国内で外国人を雇用している:10%、日本人社員のグローバル人材化に取り組んでいる:10%、海外拠点で外国人を雇用している:10%、人事制度のグローバル対応を進めている:0%、わからない:0%、その他:10% 【サービス関連】グローバル対応はしていない:54%、日本国内で外国人を雇用している:28%、日本人社員のグローバル人材化に取り組んでいる:6%、海外拠点で外国人を雇用している:5%、人事制度のグローバル対応を進めている:2%、わからない:4%、その他:0%
【その他】グローバル対応はしていない:54%、日本国内で外国人を雇用している:25%、日本人社員のグローバル人材化に取り組んでいる:6%、海外拠点で外国人を雇用している:9%、人事制度のグローバル対応を進めている:1%、わからない:2%、その他:2%  
Q3.Q2で「日本人社員のグローバル人材化に取り組んでいる」と回答された方にお伺いします。どのような取り組みをされていますか?(複数回答可)
留学経験のある人材を雇用している:12%、海外ビジネス経験のある人材を雇用している:11%、海外赴任の機会を増やしている:9%、外国語教育を強化している(会社負担):8%、外国語の資格取得を義務化している:1%、外国語の使用を義務化している:1%、その他:2%
Q4.Q2で「外国人を雇用している」と回答された方にお伺いします。外国人を雇用されている理由は何ですか。(複数回答可)
語学が堪能だから:19%、海外拠点で必要だから:17%、採用した人がたまたま外国人だった:12%、専門的なスキル・資格を保有しているか:9%、外国人ならではの感性や発想力があるか:8%、低コストで採用できるから:6%、日本人よりもバイタリティがあるから:5%、ダイバーシティ促進のため:5%、人材不足を解消するため:4%、わからない:1%、その他:1%
その他の意見
当社グローバル展開を社外にPRするため。
外国人だからという観点ではなく、優秀な人・自社に合う人という観点で採用した。
日本人と比べ長期的に働いてもらえる為(パート社員)。
Q5.外国人雇用を実施もしくは検討されたことのある企業の方にお伺いします。外国人雇用に関する課題・懸念があればお答えください。(複数回答可)
a)雇用する外国人について 【外国人雇用 実施企業】仕事のやり方・考え:46%、日本語力が不十分:32%、勤続年数が短い:15%、その他:7%【外国人雇用 未実施企業】仕事のやり方・考え:42%、日本語力が不十分:42%、勤続年数が短い:12%、その他:4%
その他の意見
帰国が急に決まったりする。
弊社の社風を理解できるかどうか。
仕事以外でのものの考え方。
b)受入れ側について 【外国人雇用 実施企業】社内の受入れ環境が整わない(語学力等):16%、中長期的なキャリアプランを用意できない:17%、人事制度的に受入れが難しい(処遇が合わない等):10%、雇用手続きが面倒(在留資格等の取得等):22%、住居や生活のサポートが大変:7%、外国人雇用に関する知識・情報が不足している:21%、その他:7%【外国人雇用 未実施企業】社内の受入れ環境が整わない(語学力等):25%、中長期的なキャリアプランを用意できない:15%、人事制度的に受入れが難しい(処遇が合わない等):8%、雇用手続きが面倒(在留資格等の取得等):19%、住居や生活のサポートが大変:9%、外国人雇用に関する知識・情報が不足している:23%、その他:1%
その他の意見
雇用トラブル時の対応に不安がある。
一緒に働く社員が腰が引けている。
Q6.今後、人事戦略面でグローバル対応をされますか。またされる場合はどのような対応ですか。(複数回答可)
グローバル対応は考えていない:36%、日本人社員のグローバル人材化:30%、日本国内での外国人雇用:25%、わからない:19%、海外拠点での外国人雇用:17%、人事制度のグローバル対応:10%、その他:2%
その他の意見
今のところないが、将来的にはあると思われる。
米国本社次第。
特に外国人・日本人の区別なく行っている。
「グローバル対応は考えていない」と回答された方の理由
グループ戦略により当社の拠点エリアは限定されており、グローバル化の必要性を感じていません。
内部で人材を抱えるよりも、現地に明るいアウトソーシング先を利用してまいります。
海外出張の頻度も低く、都度通訳を頼んでいる状態で事足りるため。
以前何人か外国人を雇用したことがあったが、やはり文化の違いを乗り越えることが出来ず、うまくいかなかった為。
「日本人社員のグローバル人材化」と回答された方の理由
海外拠点が増えるため。
職種によっては海外拠点との折衝が必要。その際の共通言語は英語だから。
海外での営業活動等の必要性が増大することとなり、日本人の英語力等の強化が必要となっております。
「海外拠点での外国人雇用」と回答された方の理由
中国での販売展開を検討中。現地事情に詳しい人材が必要である。
「日本国内での外国人雇用」と回答された方の理由
人材不足解消。
海外との取引が増える為。
国内外を問わず優秀な技術者を採用していきたいため。
「人事制度のグローバル対応」と回答された方の理由
英語だけではなく、中国語、フランス語などにも対応できるようにしていきたい。
やはり文化が違うため、人事制度の見直しやグローバル対応が求められます。
「わからない」と回答された方の理由
現時点では必要はないが、今後の業界の流れによる。
親会社の動向によるため。
中国の今後の労働法の改正、雇用条件の悪化、元の切り上げ、その他デメリットが大きくなれば現地撤退もあり得る。
Q7.グローバル対応、グローバル人材化についてご意見があればお書きください。
回答コメントより
いまや国際化・グローバル化といわれることが普通になってきた。時代の波に乗り遅れないよう事業に取り組む必要があると思います。
その国の文化、考え方を理解することが必要で、それにより業務上の意思疎通(指示、命令等)を円滑にさせられると思う。
英語は大事だが、日本企業が公用語英語というのはやりすぎな気がする。外資なので英語の文書が社内にはあふれているが、日本国内での公的な文書は日本語のため、日本語と英語の両方の文書作成が必要、手間になる。
日本人のグローバル化に際しては、まず、社会人・日本人としての良識を再訓練する必要があると認識している。
習慣・考え方の違いによるトラブル等が多い。
保障問題等はどうなるのか(社会保険・健康保険)など働く側に不利益になることが多いと思う。
社内的な問題もあるが、就業ビザなどの手続きがもう少し簡易化・一般化しないと外国人雇用は進まないのではないでしょうか。
一企業の努力も必要ですが、教育、法律含め、行政の強いリーダーシップに期待したいです。

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