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第65 回「人材派遣の利用について」利用状況や派遣期間、今後の派遣利用方針などを大公開!(実施期間:2012年3月21日~2012年4月17日、有効回答数:316名)
この回は「人材派遣の利用」について伺いました。

人材派遣を「常時利用している」「スポット的に利用している」と回答された方は53%。派遣の利用率は、2007年の55%から2009年には45%まで低下していましたが、今回の回答結果を見ると、ようやくリーマンショック前の水準まで回復したと言えそうです。

ただし利用している理由を見ると、1位の「欠員の補充」は変わらないものの、例年2位だった「業務の波に合わせた人員配置をするため」は4位にランクダウン。代わりに「突発的な業務への対応」「業務量が増加したため」が2位・3位に入りました。平均的な派遣期間も1年未満が59%となっており、“派遣は想定外の事態が発生したときに利用する”という企業が増えているようです。

今後の利用についても「積極的に利用」と回答された方は僅か3%で、「必要に応じて利用」が50%、「積極的には利用しない」が36%に上るという結果になりました。本アンケート実施期間中の3月末に、製造業派遣・登録型派遣の原則禁止規定を削除する形で改正派遣法が成立。規制強化の色合いは薄まっての決着となりましたが、まだまだ動向は不透明と感じている方も多いようです。
Q1.貴社では人材派遣を利用していますか?
ほぼ常時利用している:27%、スポット的に利用している:26%、過去に利用したことがある:13%、過去に利用していたが利用をやめている:18%、利用したことがない:16%
【業種別グラフ】
【規模別グラフ】
Q2.人材派遣を利用されたことのある方に伺います。利用された理由は何ですか?(複数回答可)
欠員の補充:48%、突発的な業務への対応:34%、業務量が増加したため:26%、業務の波に合わせた人員配置をするため:23%、正社員を重要な業務に集中させるため:10%、固定費削減のため:10%、正社員での採用が上手くいかないため:8%、社内にない専門知識が必要になったため:7%、その他:3%
その他の意見
新卒採用または中途採用までのつなぎ。
自社雇用(研修含め)までのスポット採用。
育児休業期間の対応。
ヘッドカウントを増やせない為。
Q3.人材派遣を利用したことがない、もしくは利用をやめている方に伺います。その理由は何ですか?(複数回答可)
費用がかかりすぎるから:18%、派遣社員の質にばらつきがあるから:11%、マネジメントが難しいから:7%、会社や仕事へのロイヤリティを重視しているから:6%、派遣社員の安定確保が難しいから:6%、個人情報や機密事項の取り扱いに不安があるから:5%、派遣法改正や、専門26業務の適正化などがあるから:3%、わからない:3%、自由化業務のため、上限期間を過ぎたため:0%、その他:10%
その他の意見
継続するために社員採用に切り替えたため。
今は派遣社員が必要なほど業務がないため。
すべての業務に責任と権限を設けていく方針のため。
担当して貰う業務知識(商品・業界・取引方法など)の習得に時間がかかる。
当社が人材派遣会社であるから。
業績悪化に伴い、繁忙期が無くなったため。
弊社は派遣会社であり、よそから受け入れることは無いから。
Q4.人材派遣を利用したことがある方に伺います。平均的な派遣期間はどのくらいですか?
1ヵ月以内:6%、1~3ヶ月:18%、4~6カ月:18%、6~12か月:17%、1~2年:19%、2~3年:13%、3年以上:6%、わからない:3%
Q5.専門26業務以外の、派遣での受入れ期間制限のある職種の派遣を利用中、または、利用したことのある方に伺います。抵触日以降の対応はどうされていますか?
派遣社員を直接雇用(正社員)に切り替える:19%、派遣社員を直接雇用(契約社員)に切り替える:17%、業務請負に切り替える:5%、既存の正社員や契約社員で業務にあたる:17%、新たに正社員や契約社員を採用する:14%、期間内に業務が終了するので特に対応しない:23%、その他:5%
その他の意見
所属部署を変更して引続き雇用する。
ブランクを空けてまた雇う。
クーリング期間をおいて検討する。
Q6.今後の派遣利用についてどのような対応をお考えですか?
積極的に利用していく:3%、必要に応じて利用していく:50%、積極的には利用しない:36%、わからない:9%、その他:2%
その他の意見
派遣利用をやめる方向で検討中。
基本的に利用しない。
直接雇用に切り替える。
今後もよそから派遣を受け入れることは考えにくい。
「積極的に利用していく」と回答された方の理由
特に専門26業務においては期間の定めがないため。固定費削減が求められる間は、派遣利用を積極的に行う予定です。
派遣グループの一員として、活用は継続。
「必要に応じて利用していく」と回答された方の理由
女性が多い職場なので、産休で休まれる方が多くいらっしゃいます。そのような場合に派遣社員の方に来ていただく予定です。
仕事量に柔軟に対応できる体制を維持するためには、今後も利用していく。
現在利用しているのは資格者(薬剤師)で、採用が順調であれば利用しません。積極的に利用する予定は無いものの当面採用が潤沢になる見込みはありませんので、利用は継続すると考えています。
弊社は正社員の採用には時間がかかる。すぐに人材を紹介していただける派遣で、急な欠員や増員に対応していきたい。
基本方針として、正社員雇用を念頭にしており、安心して職務を遂行させたいと考えている。長期雇用に関しては、派遣費用より正社員雇用に人件費を投じたい。
人材派遣からの正社員雇用をしてます。正社員雇用後の人員の能力の不一致のリスクを減らす為の、雇用の選択肢の一つです。
法律がどんどん変わり、派遣社員の使い方が難しくなってきた。本来の期間を決めて働きたい人と期間を決めて採用したい企業とのWINWINが厚生労働省によってゆがめられた気がする。正式採用しろというのであれば、最初から面接させろといいたい。
派遣法の先行きが不透明なため。
「積極的には利用しない」と回答された方の理由
コストパフォーマンスが見合わないため。
今後の派遣法の見通しが立たない為。
コンプライアンスが重要で、自社社員でないと顧客の受け入れが困難である。
直接雇用による安定を図りたいため。
派遣法自体の問題(抵触日&直雇用)。雇用を守るべく、派遣法により抵触日を設定しているが、反対に雇用を阻害していることになっている。随分前、派遣会社さんから聞いているが、全く同じ対応をとっていても、都道府県を超えると違法扱いされるなど、派遣法自体がはっきりしていない法律であり、労働局の担当者判断によるところが多くなっている。同じ対応をしているにも関わらず、ある県ではOKで、ある県ではNGというのはどう考えてもおかしい。
思った以上に経費がかかった。
派遣される方のレベルにもよりますが、過去の実績ではレベル低すぎ、仕事を教えるのに時間がかかりました。弊社の方針として、仕事のノウハウは、人に蓄積されるため、長期雇用が望ましいとの見解の為、短期就労の派遣では、弊社の考え方と合わないと思われるため。
プロパー育成による中長期的な組織強化を重視するため。
「わからない」と回答された方の理由
突発的な理由がない限り正社員募集で間に合うようになってきているため。
今後の景気動向の状況により変化してくると思われるため。

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