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第46回「既卒業者について」既卒業者を新卒採用や中途採用の対象とし得るか否かについて、今の各社の見解を大公開!(実施期間:2010年7月28日~2010年8月24日、有効回答数:596名)
この回は「既卒業者」について伺いました。長引く不況で、来春卒業の大学生の就職状況は、10年前の就職氷河期並みに落ち込んだ平成22年度をさらに下回る見通しとなっています。政府も緊急雇用対策本部の「新卒者支援チーム」を拡充し8月24日に「新卒者雇用・特命チーム」として発足しました。
「新卒採用と併せて既卒者を募集する企業は全体の4割未満」という報道もありましたが、今回のアンケートでは、「既卒者も対象としている」という回答は19%にすぎず、「場合によっては」「人によっては」という条件付きの回答を含めて56%となりました。一方「既卒者は対象としない」と回答された方は35%ありました。
では、既卒者が中途採用の対象と看做されるのかについては、30%の方が「選考対象とする」と回答される一方、「既卒者は対象としない」という回答も21%ありました。
このまま既卒者が定職に就かずにいることは、本人にとってはもちろん、税収、社会保障、治安といった面からも大きな社会問題となります。積極的に受け入れるまで行かなくても、新卒採用、中途採用時に選考機会を設けていただくことは、人材発掘の機会になる可能性もあると思います。ぜひ、各社の意見も参考にしていただいて、機会のご検討をいただければと思います。
Q1.貴社では4月入社の新卒採用は実施していますか?
毎年行っている:35%、ほぼ毎年行っている:18%、ごく稀に行っている:16%、行っていない:31%
Q2.Q1で、「毎年行っている」「ほぼ毎年行っている」「ごく稀に行っている」と回答された方に伺います。新卒採用の選考に、既卒者も対象としていますか?
既卒者も対象としている:19%、場合によっては、既卒者も対象とし得る:24%、人によっては、既卒者も対象とし得る:13%、既卒者は対象としない:35%、既卒者からの応募がなかったので、どちらとも言えない:8%、今後は既卒者も対象としたい:1%
「既卒者も対象としている」と回答された方の理由
良い方であれば既卒者でも問題ない。
新卒だけを対象とするよりも、幅広く人材募集ができるため。
能力に変わりはないから。
新卒だけだと採用数が足りなくなるから。
過去に既卒者が新卒として入社したが、問題なく定着している実績があるため。
技術者を育成する研修制度が整っている為。
特に制限は設けていないが、卒業後の過ごし方やその理由については面接のポイントとなりうる。また、給与条件は新卒者と同条件としており、応募時に事前に了承を得た上で選考を実施している。
大学への求人票には、大昔から、既卒者OK にマルをして提出している。昔から、そのようにしているため、そのままの継続で、特に理由はない。
中小企業ゆえ新卒限定では応募者が限られてしまう。既卒であっても優秀であれば問題は無い。新卒にこだわる必要はない。
既卒者を対象としない理由はありません。
即戦力であるし、社会人としての常識、マナーを踏まえていると思えるから。新卒よりも。(アルバイト、契約社員などで)
「場合によっては、既卒者も対象とし得る」と回答された方の理由
採用時の会社の状況や応募者の状況による。
処遇や年齢、経験値などのバランス面から原則既卒者は対象としていないが、相応の理由があり且つ優秀な人材であれば対象とする。
ブランク期間に何を行なっていたかによる。
大学の先生や就職部からの依頼があれば、結果としての採否は別として、選考受験は可とする。人物を選考して、優秀であれば採用する。
新卒だけでは十分な母集団が確保できないと懸念がある年は、既卒も可としている。また、既卒者採用実績があり、入社後も活躍・定着しているので、不安がない。
薬学生は採用が難しいので、薬学生に限り採用を考えます。
新卒者との年齢差を考慮し、卒業1~2年までを目処としている。
第2新卒者でも、卒業後の他社での勤務経験がない場合に限り選考に入れている。
採用予定数に対して、新卒では未達の場合。大学関係者からの特別な依頼など。
既卒者でも問題ないが、採用数が少ないため特に募集要項には謳わない。問い合わせなどがあれば、応募の受付は行っている。
「人によっては、既卒者も対象とし得る」と回答された方の理由
人物がよく、就職していないしっかりとした理由があれば既卒でも問題ない。
人によって様々な事情がある為、基本的にはじめての就職の場合は新卒扱いで考えてます。
新卒対象を前提としているものの、既卒者であっても採用基準を満たし、入社後の活躍が期待できそうな人物であれば十分対象として考えられる為。
あまり世間の色に染まっていなければ既卒者でもいい。
卒業後の年数、卒業後の動向等によるので、一概には言えない。また、積極的に採用するわけではないが、本人から問合せがあれば選考対象とする姿勢。
当社の選考基準に沿う人材であり、且つ、他の新卒とのコミュニケーションに問題がなさそうであれば採用する。
縁戚などで既卒者を取る事もある。
情報処理資格者に対して対象とし得る。
海外の大学を卒業した応募者を選考に加えたことがある。新卒者(学生)と同じスタートラインであることを受け入れる方なら会ってみる。
「既卒者は対象としない」と回答された方の理由
同期入社者の中で変にリーダーシップを取られても困ると思う。
新卒で入社できなかった(しなかった)という事を考えると、完全なる能力不足もしくは、事情があったとしても「就職する」事に対しての意識不足と判断してしまう。
新卒者で採用人員を超える応募がある。
新卒採用とは別に既卒者を対象にした採用を必要に応じて行なっているため。
中途採用の対象となる為。
新卒と既卒のそれぞれで選考基準・方法が異なる為。
「既卒者からの応募がなかったので、どちらとも言えない」と回答された方の理由
他の新卒者との、年齢的な差に拠る予期出来ない支障や、年齢差に拠る初任給等での待遇に差異が生じる事への懸念。
今まで、既卒者の応募はないが、もしあれば事情も勘案し対象とし得ると思う。
中途での応募はありますが、既卒者からの応募が今までありませんでした。
もし既卒者の応募があれば、新卒者と同等に扱い検討する予定。
「今後は既卒者も対象としたい」と回答された方の理由
いい人材を見つける機会を増やす為。
今までは就職出来ない人が比較的少なく対象にならなかったが、昨今の状況からは対象が多い方が良い人材を得られるとするならという観点から既卒者も対象としたい。
Q3.中途採用を実施する際、既卒者(卒業してから社会人経験のない人)も選考対象としますか?
選考対象とする:30%、場合による:34%、人による:15%、既卒者は対象としない:21%
Q4.Q3で「選考対象とする」「場合による」「人による」と回答された方に伺います。それはどのような理由からですか?当てはまる理由をお選びください。(複数回答可)
若手を採用したい場合:66%、未経験者募集の場合:30%、就労意欲が高そうだから:29%、新卒採用で充足できなかった分を埋めたい:17%、経験者採用が難しいから:8%、募集コストが安くすみそうだから:8%、雇用対策に協力したいから:2%、その他:14%
その他の意見
バイトなどで大いに活躍されている方なら考える。
卒業後、何をしていたのかによって異なるため。
通常は中途採用をする場合は要経験ですが、優秀な人材なら考慮する。
若年層の採用による、教育期間の取れる状況の場合のみ。
人柄も良く、伸びしろが期待できる場合は、経験以上に得がたい人材となるから。
縁戚関係による。
情報処理資格者。
経理一般職に税理士試験を目指していた方が応募するようなケース。
能力的に問題がなければ選考対象とする。
採用ニーズによってはポスドクも対象する場合がある。
募集する職務内容によっては、経験よりも志向や今後の伸びしろ、人柄に期待する部分が大きいから。
必要な人材を発掘する。
新卒、既卒にこだわりはない。
既卒者でも求める能力があれば何も問題ありません。
応募段階で対象外にする必要がないから。
経験者採用を望んではいない。
前1~2年の有効求人倍率の低さから、良い人材の就職浪人は充分考えられるため。
その学校の教授にお世話になっていて、紹介されると断れないため
Q5.Q3で「既卒者は対象としない」と回答された方に伺います。それはどのような理由からですか?当てはまる理由をお選びください。(複数回答可)
中途採用は経験者募集しか行わないから:77%、社会人経験もない人材を教育する余裕がないから:30%、就職が決まらなかった人材に期待できないから:15%、当分、中途採用の予定がないから:5%、その他:3%
その他の意見
社会人経験をしたことがある方を選考対象としているから。
新卒者同様に、マナー等一般研修から行わなければならない為。
従業員の年齢構成から。

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