みなさんの本音から、人事の「今」が見えてくる アンケート集計結果レポート

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2015年 夏季賞与について

夏季賞与「増額予定」25%→33%※ 2年前の同調査と比較
しかし、手取りが増えない等の理由で「景気回復の実感」には繋がらず
アンケート実施期間:
2015年4月15日(水)~2015年5月19日(火)
有効回答数:
299名

今回は、「2015年 夏季賞与」について伺いました。
夏季賞与の支給の有無に関して質問したところ、2年前(2013年)の同調査と同様、「支給する(予定)」と回答した企業は80%でした。

支給予定額の変化に関しては、54%の企業が「昨年と変わらない」と回答。「増額予定」の企業は33%と、2年前の25%と比較して8ポイント増加しています。増額金額は、「1%~3%」が最も多く24%。その理由は「業績好調」が80%となりました。

一方、支給はするものの「減額予定」の企業では「15%以上」のダウンが27%ともっとも多く、その理由は「業績不振」73%という結果に。企業によって明暗がはっきりと分かれていることが見て取れます。

最後に、昨年と比較して「景気の上昇・回復」を実感しているかという質問に対しては、「変化はない」30%、「どちらかというと感じない」23%、「まったく感じない」17%と、企業の多くが回答。「会社の業績は上がっても、手取りは増えていない」など、まだまだ労働者の実感には繋がっていないことがわかりました。景気の回復を感じる・感じない、それぞれについても理由を伺っていますので、コメントをご参照ください。

Q1
2015年度 夏季賞与は、支給予定ですか?
支給予定:80%、支給しない予定:12%、わからない:8%
Q2
Q1 で「支給予定」と回答した方にお伺いします。
昨年(2014年度)の夏季賞与と比較し、支給額に変動はありますか?
[全体]増額予定:33%、減額予定:13%、変わらない:54%
従業員規模別グラフ[1~50名]増額予定:35%、減額予定:10%、変わらない:55%[51~100名]増額予定:32%、減額予定:6%、変わらない:62%[101~300名]増額予定:27%、減額予定:21%、変わらない:52%[301~500名]増額予定:27%、減額予定:27%、変わらない:46%[501~1000名]増額予定:50%、減額予定:8%、変わらない:42%[1001名以上]増額予定:33%、減額予定:0%、変わらない:67%
[IT・情報処理・インターネット関連]増額予定:34%、減額予定:19%、変わらない:47%、[メーカー]増額予定:31%、減額予定:17%、変わらない:52%[商社]増額予定:41%、減額予定:12%、変わらない:47%[不動産・建設関連]増額予定:34%、減額予定:8%、変わらない:58%[金融・コンサル関連]増額予定:44%、減額予定:12%、変わらない:44%[流通・小売関連]増額予定:28%、減額予定:12%、変わらない:60%[広告・出版・マスコミ関連]増額予定:46%、減額予定:8%、変わらない:46%[サービス関連]増額予定:27%、減額予定:10%、変わらない:63%[その他業種]増額予定:37%、減額予定:11%、変わらない:52%
Q3
Q2 で「増額予定」と回答した方にお伺いします。
昨年(2014年)の夏季賞与と比較し、何%程度増加しそうですか?
1%未満:4%、1%~3%未満:24%、3%~5%未満:21%、5%~7%未満:7%、7%~10%未満:10%、10%~15%未満:8%、15%以上増:10%、わからない:16%
Q4
Q2 で「増額予定」と回答した方にお伺いします。
夏季賞与を増額する理由をお教えください。(複数回答可)
業績が好調:80%、社員の意欲向上:54%、消費税増税、物価上昇への対応:16%、景気との連動:15%、同業他社と比較して自社が低い:10%、その他:3%
その他の意見
  • 給与の増額に伴う増額。
  • 昨季が減額だったので。
Q5
Q2 で「減額予定」と回答した方にお伺いします。
昨年(2014年)の夏季賞与と比較し、何%程度減少しそうですか?
1%未満:0%、1%~3%未満:16%、3%~5%未満:13%、5%~7%未満:0%、7%~10%未満:10%、10%~15%未満:7%、15%以上減:27%、わからない:27%
Q6
Q2 で「減額予定」と回答した方にお伺いします。
夏季賞与を減額する理由をお教えください。(複数回答可)
業績不振:73%、給与と賞与の配分見直し:12%、社員の平均年齢低下:9%、経営体質強化に向けた人件費圧縮:6%、同業他社と比較して自社が高い:3%、その他:15%
その他の意見
  • 消費税駆け込み需要反動。
  • 親会社の意向。
  • 根拠不明瞭。
Q7
昨年(2014年度)と比較し、景気の上昇・回復を実感できていますか?
非常に感じる:2%、どちらかというと感じる:25%、変化はない:30%、どちらかというと感じない:23%、全く感じない:17%、わからない:3%
非常に感じると回答された方の理由
  • 受注の増加。
  • 採用環境の変化や、報道の内容。
  • 顧客企業の業績改善の為、前年比5%アップ程度売上が伸びています。
  • 当社はコンビニ店舗配送を業務として行っていますが、コンビニ利用者の増加の影響で、例年より物量増加が著しく車両数も増車しており、コンビニ利用者の増加の影響と実感しています。
どちらかというと感じると回答された方の理由
  • 在庫調整もあり生産量は大きく変わらないが安定した受注が望めるため。
  • 建築業界は引き続き好調を維持しつつも、カーメーカー向けの出荷予想が鈍ってきており、良くなる材料もあまり見当たらず、若干苦労しそうなイメージを持っています。
  • 外国人のお客様が増えた。
  • 出張時のホテル等が予約しにくい。稼働率が高まっている。
  • 世間的な景気上昇(回復)と自社業績の関連性が、明確に判断できない。
  • お客先様と話をする時の感じが、昨年よりは話が盛り上がる。冗談も言えるくらい明るい状況。
  • 採用難度が上がっているため。
変化はないと回答された方の理由
  • 手取りは増えていないから。
  • 株価は上昇したが、為替の影響によるもので国内の経済状況はあまり好転していないと感じる。店頭での商品の動きなども、大きな変化はない。
  • 駆け込み需要と相殺されている。
  • インポート商品の卸売業のため、円安の影響を受けている。
  • リーマンショックや震災期より回復しつつあると思うが、日経平均程に回復しているとは思えない。
  • 建築業界全体は景気回復しているが、作業単価の見直しが伴っておらず、収益増加に結びついていない。
  • 顧客の顧客(最終的な購買者)の価格に対する意識・購買意欲や量に変化がみられないから。
どちらかというと感じないと回答された方の理由
  • 一部の大企業だけが円安の恩恵を受けていて、中小企業には実感できない。
  • 仕事自体は増えてきていますが、原材料高騰等の要因があり、賃金・賞与が上昇していないと思います。
  • 物価が高くなり材料費等が高騰しているのに加え、受注もゆるやかな回復にとどまっているからです。
  • 大手取引先より大幅なコストダウンの要求が来ており、当社で多少その条件を飲んでも受注増には繋がらないのが実態。
  • クライアントに見積りで調整が入るシーンが増えてきた。
全く感じないと回答された方の理由
  • 売上・利益ともに代わり映えしないため。
  • 売り上げ増、収益増と実感するのは一部。景気の上昇を実感しているとする企業に、その根拠を問いたい位である。
  • 消費税が上昇しているのにも関わらず給与体系も現状維持で実際に業績も厳しい状況。回復とは一概には言えない状況下であります。
  • 私自身スーパーに買い物へ行っても、景気の恩恵があるとは思えない。
  • 寧ろ、2014年4月の消費税増税以降は下降しているように感じる。
わからないと回答された方の理由
  • 現状、利益又は収支で感じるほどの回復とは言い難い状態であります。
  • 輸出産業を中心に「いい」という情報が大きく報道されているが、販売価格値上げによる国内消費不振の傾向も出ており、何をもって良い・悪いかの判断がつきづらい。
  • 売り上げの大部分を親会社に依存。親会社の業績次第で景気の上昇・回復を実感できるかと言われるとわからないというのが回答になります。
  • 増税によるマイナスも大きく、上向きと感じる時もあれば減速と感じる時も多いため。

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