採用面接において「一生懸命がんばります」、「積極的に仕事に取り組みます」と高い意欲を見せていた者が、入社後になかなか成果を出せずにいる……。こんな経験ありませんか?
ビジネスにおいて成果を出していくためには行動力や決断力、競合に打ち勝ち、社員が成長していく力が求められます。採用・面接の時点でこれらの力の大きさを確認することにより、入社後に成果を出せる人物かどうか見極めることができます。しかし、これらの要素は内面的なものであるため、面接で見極めることが難しくなっています。
エン・ジャパンの適性検査「3Eテスト」は、ビジネスにおいて求められる様々な活動を支える力について「エネルギー量」として4つの項目で測定しています。エネルギー量の結果を活用し、入社後に本当に成果を出せる特性を持っているかどうかを見極め、採用や配置配属に活用することができます。
今回は3Eテストの「エネルギー量」の4項目について、それぞれの特徴と採用、配置・配属での活用例をご紹介します。
第29回
失敗を恐れてなかなか行動できない、競争を避け出世意欲がないという人が増えているというニュースを見聞きしたり、実際に接して感じたりされることがあるのではないでしょうか。このような人たちのテスト結果にも、エネルギー量が低く現れる傾向が出ています。
一方で技術の進化に伴い、これまで人がやっていた業務が機械やロボットに置き換わることが増えています。人工知能などのテクノロジー技術が発展するにつれ、今まで以上に機械やロボットに仕事が奪われていくのは間違いありません。
今後、私達の仕事において、機械やロボットではできない、人だからこそ生み出せる価値を作り出していくことが重要になります。そのためには高い志を持ち、必要な情報をもとに判断を下して行動し、成長していくこと、つまり高いエネルギー量が求められます。
仕事に求められるエネルギー量は、人生や仕事における成功体験の積み重ねによって培われていきます。決断を下して行動し成果を生み出すこと、競争相手に勝ち達成感を得ること。これらの成功体験を積み重ねることにより能力が高まり、自信もついて、エネルギーを高めていくことができます。
3Eテストの「エネルギー量」の4項目は、入社後に本当に成果を出せる人材を発見し、見極めるために活用できる要素です。また、テスト結果を共有して自分のエネルギー量の高さを認識させ、仕事で長く活躍していくための成長を促すこともできます。
3Eテストを活用した採用時の見極め、採用基準の策定などの相談をはじめとした、テストの導入検討、活用についてご相談を希望される方は、お気軽に担当営業、または3Eテスト事務局までお気軽にご相談ください。